2020年8月7日金曜日

神農像の指先

 下の写真は、湯島聖堂に祀られている神農像。足先にご注目。指先が逞しくて、爪が伸びています。これは裸足で歩いている人の足です。もしくは、わらじを履いているひとか。

 指先に力が入っているので、地面をつかみ、足関節も、股関節も連動しているのが予想されます。野山をよく歩いたに違いありません。猟師さんのことばでいえば、「山を平らに歩く」ことが出来た人のようです。そうでなければ、山野草を探しにいけないでしょう。

 この神農像を彫った人は、それを知っていたのだと思います。指先の力強さが際立てますし。するどい眼をもっているだけでなく、自身も裸足で歩いて見たのでしょうね。すばらしい。

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