2024年10月16日水曜日

カンガルーバー

 

 むかし、ジープタイプの車がはやったころ。火付け役は、三菱のパジェロ。その時、カンガルーバ-を装着するのがはやりました。写真のように、車体の前方に装着して、ガンガルーとの衝突から車体を守る役割をするのです。日本でそのようなシーンはないのですが、はやったのです。

 ところが、近年、イノシシ、シカが増えて、里に出てきて、道路で自動車でぶつかることが増えているそうです。おあそびのカンガルーバーが、現実になってきているようです。

 日本の人口が減っている、とくに山里の人口が減っている。イノシシ、シカが山里に降りてくる、道路を横切る、事故にあうという流れ。

 イノシシ、シカは、西日本で過密だったのが、東日本も増えてきて、さらに元々いなかった東北地方に増えているそうです。原因は、温暖化と、人口減ですから、いずれ東北地方も満杯になるかもしれません。山里がかかえる問題は、クマの出没だけでないようです。さらに、植物を食べ尽くすので、土砂崩れも起きているそうです。


 

2024年10月14日月曜日

ドイツのテレビ番組

 「YOUは何しに日本へ」という番組で、インタビューに応じたのは、ドイツテレビ局のディレクターだった。ドイツでも、この番組をみていたそうである。番組の作り方をしりたいから、テレビクルーについていっていいか、と頼んでいた。

 そんなわけで、番組作りの裏側に侵入したわけだが、台本が無いことに驚いていた。ドイツでは、かならず台本があるそうである。台本があれば、確実な番組になるが、面白さに欠けるので、「YOUは何しに日本へ」を見ていたのだそうである。

 「YOUは何しに日本へ」は、アドリブで番組が作られていることに気がつき、驚いていた。台本有りからみれば、いい加減に作っているようで、安心できないかもしれない。

 台本を書くことは神の視点だからで、アドリブは虫の視点かもしれない。そうしてみると、「YOUは何しに日本へ」や「ポツンと一軒家」のような番組は、なにげない番組だが、見方をかえればとても面白い番組なのでしょう。見方をかえることは、大事。


2024年10月9日水曜日

アメリカ人のたましい

 テレビでみたのだけど、グランドキャニオンは総延長400キロ以上のこと。てっきり、数キロだと思っていました。東京から仙台をはるかに超えて、ずーっと続いているのです。思っているのの100倍でした。

 まもなく、カテゴリー5(最強)の台風がフロリダ州に上陸するらしい。ちょっとみたニュースだけど、590万人に避難勧告が出たもよう。埼玉県に匹敵する人数が、東北地方に避難するようなイメージ。もちろん高速道路は大渋滞。日本の台風の避難勧告と比べて、10倍以上の、あるいは100倍以上の規模ではないだろうか。

 二つのことから考えてみると、アメリカ人のキモの座り具合は日本人をはるかに超えるだろう。これは天地の授かりもの(たましい)としかいいようがない。

『霊枢』本神篇に、天のたましい、地のたましい、祖先のたましい、父母のたましいが宿って、赤子は誕生するとあるけれど、まさにその通り。


2024年10月7日月曜日

物故者

 本日とどいた『日本鍼灸新報』691号に、物故者7名のお名前と卒年がありました。

 卒年の内訳は、77歳、76歳、73歳、73歳、70歳、67歳、66歳でした。今でいえば、まあまあの寿命です。近年の、知人の卒年も、同じようでした。

 問題は、未病を防ぐといい、健康を売り文句にしていながら、ご長寿者がひとりもいないことです。どこに問題があるのでしょうね。大局的な視点で、検討すべきかもしれません。

裏金問題

  なにやら選挙が近いらしい。

 野党は結束して、自民党の裏金問題を取り上げるらしい。

 しかし、神の視点、虫の視点からいえば、野党は、虫の視点をやりすぎ。大事なことですが、同時に、神の視点からみた、国際関係、国の将来像、本格的災害対策など、大風呂敷をしいてもらいたい。食料自給率や電力問題も真面目にとりあげてほしい。

 自民党総裁戦のときも、神の視点の候補者はいなかったようですから、我が国は、やはり、しばらく、当分の間、半世紀くらいは、現状維持なのかも。

2024年9月28日土曜日

水主町

  小学校から高校まで住んでいたのは、宮城県松島町の水主町(かこまち)という地区。地域の人は「おかこまち」と言っていました。伊達藩の藩船の水夫が住む地域です。

 その町中に、写真のような島があります。大昔は海だったのでしょう。まったく当時のままです。昔の郵便ポストもそのままあります。

 大人になってしみじみ見てみると、自然の造形美というか、曲線や、岩と緑のコントラストがすばらしい。よく考えてみると、近くの瑞巌寺の建物も美しいし、ひっそり佇んでいる三聖堂も美しい。周囲にはたくさんのもみじもあって、紅葉の時期はさぞかし美しいのでしょう。

 子供のころは当たり前の風景でした、圧倒的な美しさの中で10年ちかく生きていたのかと思ったら、今頃になって、幸せ感が湧き出てきました。


2024年9月24日火曜日

今年から

  今年から、茗荷をたべられるようになった。子供のころ、便所の脇に植わっていたので、あの香りを敬遠していたのだが、今年から食べられるようになった。典型的な思い込み、食わず嫌い。

 今年から、小説を読むようになった。手始めに、家の中にあった、村上春樹『一人称単数』、中島たいこ『漢方小説』。今は、勉強会の会場での処分品の藤原新也『コスモスの陰にはいつも誰かが隠れている』を読んでいる。

 小説家の文章はとても読みやすい。少しは文章を書くので勉強になる。

 小説家の文章はきめ細やか。これは虫の視点なのかも。

 小説家の文章は頭が疲れない。というか頭の疲れが抜けていく。

 というわけで、今年は、ちょっと成長しています。