2020年8月6日木曜日

朝比奈宗源

 写真は、朝比奈宗源筆の「円覚寺」。どこか懐かしいと思ったら、丸山昌朗先生の「丸山家之墓」も、朝比奈宗源が書いたものでした。

 昭和39年発行で、6000円。900ページ余り。
 当時の高卒の銀行員の初任給が16000円だったらしいから、そうとう高い本だったようです。
 高いと思いながら、2万円で買ったのですが、安かったようです。

 何のために買ったかというと、いま、谷野一栢をしらべていて、円覚寺に立ち寄ったかもしれないので、その痕跡がないか、探すためです。臨床とはほど遠いようですが、古典の捜索・探索は、たのしい道ですし、現実的には、宗教(ここでは臨済宗)と医学(とくに鍼)は密な関係があるのですから、やはり楽しい道なのです。

 

 

 

 

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