2023年9月27日水曜日

養心のすすめ

  本ができました。自費出版です。

 A4版で310ページです。重さは900グラムです。

 1冊2000円(送料別)です。

 ご希望のかたは、はがきに、希望冊数をかいて、申し込んで下さい。(思いの外、印刷費がかかりました)

 〒333-0802  川口市戸塚東1-1-32 宮川浩也


2023年9月24日日曜日

すり切れる

  近所のケバブ屋さん。中東の人が営業していました。年末年始も休まずに、コロナの自粛も蹴とばして、夜遅くまで営業していました。その結果、店を改装して、お客さんも多くなりました。ところが、今月に、営業を止めるという張り紙。今は、別の人が店舗を改装しています。邪推ですが、疲労がたまったのではないかと思います。

 アメリカでは、二刀流の大谷さんも、ついに故障。けろりと頑張ってきたのだけれど、体には負担になっていたよう。身体が壊れていくことは、頭で考える、体が感じる、その枠外のことのようです。なので、八分目とか、いい加減ということが、長い人生の中ではだいじな教えなのだと思います。

 というわけで、ぼくも、このあたりで、仕事量を減らして、「いい加減」にしようと思っているのです。ちょうど、長年の課題だった「養心のすすめ」もまとまったことだし。

 ところで、読者に無料でプレゼントと宣言しましたが、思いのほか印刷費がかかりましたので、残念ながら、有料になります。刷り上がったら、案内します。

2023年9月21日木曜日

すり足

  相撲の基本はすり足。なので、お相撲さんの足は、アヒルのよう。どんな態勢になろうとも、土俵から足を離さないのが理想。昔で言えば、千代の富士で、いまでは若元春である。はまったら強くなりそう。

 悪いのは、踵を挙げて押すこと。バタバタとした足運びになり、強くは押せない。つま先立ちするので、とっさの変化がある。典型的なのが正代。身体が大きいから、すり足を覚えたら強くなるのに。でも、クセは治らない。

 はたくクセ、引くクセがあるお相撲さんは、苦しくなるとそのクセが出て、たいていは負けてしまう。相手は、クセが出るのを待っているんだから。

 いまはビデオがあるから、研究しやすくなっています。鍼灸のオンライン講座も、アーカイブがあるから、熱心な人は、どんどん上手くなるんだろうね。


2023年9月19日火曜日

ひつまぶし

  9月18日は、名古屋講演。

 ご飯は、ひつまぶしを食べました。紀州備長炭使用とのこと。カウンターの先で焼いているのが見えました。おどろいたことに、炭をあおぐのに、団扇でなくて、ドライヤーでした。バタバタあおぐのしか知らないから、目が点。

 10年ほど前、浅草の色川という鰻屋さんのことを思い出しました。大将が使っている団扇がボロボロなので聞いてみると、いまはいい団扇がないのだそう。日本にないから、台湾のもので、貴重だから大事に使っているとのこと。

 しかし、今、鰻屋で焼いているのをみると、団扇でパタパタやっているから、色川の大将がいうのは、「俺のメガネに適う団扇がない」ということなのでしょう。職人らしい。

 さて、ドライヤーは、団扇が無くなったからなのか、合理的になったからなのか。

 鍼だって、昔は手作りでしたが、いまは工場生産の、それもディスポですから、だいぶ変わりました。40年くらい前のはなしですが、師匠のところでは、仕事の最後は、鍼をなめし皮でしごいていました。他の先生のところは、鍼先を研いでいたとのこと。いまや、懐かしい作業です。

2023年9月13日水曜日

養心のすすめ

 医道の日本に連載していた「鍼灸師のしごとをみなおす」が終わって、すぐに同誌は休刊になりました。はや3年がたちました。その連載を材料に「養心のすすめ」を書いていました。それが、目鼻がつき、もうすぐ完成です。とりあえず自費出版しようと思っています。

本ブログの読者には無料進呈のよてい。ちょっとお待ち下さい。

ようやく終わって(終わりそうで)、あたまのモヤモヤが無くなって、すっきりしています。連載からはじめて、6年も、モヤモヤしていたんですから。

2023年9月7日木曜日

出石(兵庫県豊岡市)

 

 出石藩6万石の城下町を、有子山から撮影したものです。右手の森の中に、沢庵宗彭が修行した宗鏡寺があります。小振りの、昔ながらの町です。田舎といっても、観光地になっていますから、うんと寂れたような感じはありません。

 有子山には、城址があり、本丸の石垣だけ残っています。講演の帰りに寄ったので、なんとくろい革靴で登ったのです。コロナ前に行きました。町のお祭りだったらしく、各小学校の鼓笛隊が練り歩いていました。ほほえましい。

 

2023年9月4日月曜日

秋月城2

 ユーチューブで、秋月城をみると、桜の時期は、人が一杯のようです。桜の馬場という一本みちの両側のふるびた桜の木が、豪華絢爛ではない、しぶい花見になるのです。

 紅葉のみどころでいえば、天目山の中峰明本に学んだ留学僧が持ち帰ったもみじのタネは、開創したお寺の境内にまかれました。いまは咲き誇り、観光地になっています。

 前に谷野一栢の研究の時に、一栢が立ち寄ったかもしれないと思い、全部いってみました。紅葉の時期ではないのですが。いつか、紅葉の時期に行ってみたいと思います。

 そのお寺の名称・開山の僧侶・所在。

 永源寺:寂室元光。滋賀県

 法雲寺:復庵宗己。茨城県。

 楞厳寺:?。茨城県。

 栖雲寺:業海本浄。山梨県。

 吉祥寺:夢庵正覚。群馬県。

 願勝寺:古先印元。兵庫県。

 高源寺:遠雄祖溪。兵庫県。