2021年5月24日月曜日

小学生のころ何履いていたのか

 

  作家の林望さんご推薦の『日本生活図引』(全5巻、弘文堂)は、戦後の生活の様子を記録した写真と、その解説から成っている。

 写真は、昭和34年撮影の、室蘭市の子供達の「長馬」という遊び、である。上に乗った子供達の足元には、いろいろなクツが見える(⑦で示されている)。ズック、ゴム靴(たん靴)、ビニール靴、だとのこと。もう少し経つと、運動靴、スニーカーが登場するのでしょう。

2021年5月23日日曜日

アゲハチョウ来る

  毎年、この時期に、アゲハチョウがきます。家の前の、グレープフルーツの木に産卵し、孵化した幼虫がグレープフルーツの葉を食べて大きくなります。子々孫々、受け継がれているようです。誠実さに、頭がさがる思いです。

 このグレープフルーツも、長女が小さい頃に種を蒔いたもので、な30数年もの。桃栗8年、ゆずのばかやろ16年といわれる、ゆずの仲間です。結実するのが相当遅いのです。あせらず、じっくりという場合の「鑑」です。

 しかし、毎年、どういう風にして、申し送りしているのでしょうね。



ざら紙

 家の中を片付けていたら「更紙」が出てきました。小学生の頃「ざら紙」と言ってたものが、「更紙」だったと、50数年ぶりに判明。

 ほかに「わら半紙」というらしい。雑貨屋で、1枚50銭でした。50銭という通貨は無いので、2枚で1円でした。古い貨幣単位が残っていた、ぎりぎりの年代なのでしょう。

 なお、運動会では、地下たびを買いました。底はボール紙で、使い捨てでした。そのころは、まだ、運動靴、スニーカーも無くて(何、履いていたんだろう)、運動会には、地下たびでした。

 件の雑貨屋で、「何文だね?」と聞かれて、「◎文半」とか答えた記憶があります。しらべてみると、1文は2.4センチとのこと。まもなく、運動靴が 出回って、地下たびは買わなくなりました。

 件の雑貨屋は、家の目の前で、「百貨店」って言ってました。半世紀以上も前の話でした・・・


 

2021年5月16日日曜日

身に染みている歌

 先週の日曜日、森山直太朗が、五木の子守歌を歌っていた。いつものあの調子でうたっていたので、赤ん坊は寝ないだろうな、と思った。抑揚無く、しずかに歌ったほうが良いとおもう。つまらなくて、単調な講義が、眠くなるように。

 何年か前に、森山良子が、聖者の行進を歌っていたけど、ルイアームストロングのと比べると、なんか違うなという印象。

 調べてみると、葬送の帰り道の歌とのこと。墓場までの歌は、重々しい演奏で故人を悼むためのものに対し、墓場からの帰りの歌は、魂が解放されて天国へ行くことを祝う明るい演奏なのだそう。

 開放感がなかったのかも。開放感がにじみ出てくるような人生を歩まないと出てこないかも。

 上手に歌うのと、歌が上手なのとは別だねえ。

2021年5月7日金曜日

奥羽本線赤岩駅

  まんが読んでたら、奥羽本線の赤岩駅が3月12日に廃駅になったとのこと。

 実は、40年ほど前に降りた駅なのです。この漫画のホーム見覚えあります。

 駅から(何も無い畑みちを)13号線に向かい、13号線を米沢まで歩いたのでした。

 長いトンネルは車に乗せてもらったり、山形県は、バスに乗ったのかもしれません。

 米沢には素泊まりの旅館に泊まった。

 ここまでは覚えているのですが、何しにいったのか。まったく思い出せません。