とりあげているのは、杭州、紹興、寧波、蘇州、無錫などの都市。どちらかといえば、古都市の、古びた部分が好きらしく、よく探し出して紹介している。
なんと、昨年春に訪れた南京が取り上げられている。梁墓(梁代の王侯慕)、孝陵(明代の太祖の墓)を紹介し、また中華門の重厚さに驚いている。予習しておけば良かったなあ。
著者が行ったときは、孔子廟は焼失して、ただの広場になっていたらしいが、わたし達が行ったときは、りっぱな孔子廟が建っていた。その孔子廟の前の秦淮河を、南のほうにいけば、その中華門があるらしい。行ってみたかったなあ。
白黒ですが、写真がふんだんに使ってあるので、なかなか楽しい読み物です。その写真の半分くらいは、クリーク(小運河)に小舟が浮かんでいる写真で、櫓がついている小舟は、母方の実家の小舟とまったく同じ構造。源流は江南なのでしょうか。
いまごろ復習したことになりますが、予習復習は大切だと思いました。
0 件のコメント:
コメントを投稿