藩の大きさに比例して、鳥取城はなかなか大きい。城は戦国時代から造られていて、古い時代の城は山の上にあり、新しい城は麓にある。石垣も表情はさまざまである。
昭和18年の地震で、その石垣は崩れおち、石の山と化したらしい。それを、昭和35年から積み直して、旧貌を回復しつつある。現在もなお積み直し作業が続いている。
修復した(している)のが、石工の上月騰(こうづきのぼる)さん(ネットで検索してみてください)。父親に従い、60年近くにわたって、崩れおちた石を、元の位置にもどしたというから、気の遠くなる作業だったでしょう。損得言ったり、小賢しいことをしていたら、続かない。素朴に、坦々と石を積み上げている姿勢に頭がさがるばかり。
今回(1月31日)は雨降りで、ご挨拶程度の城址散策だったので、近い将来、フルで散策したいなと思っています。
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