2017年2月20日月曜日

古民家


 わらぶき屋根の家、冬はあたたかそうですが、ごらんの写真は真冬で雪がまっていますが、雨戸を開けないと家の中は真っ暗なので、フルオープンです。唯一、最前線で寒さを防いでいるのか障子です。

 その障子すら、たてつけが悪くてすき間があるのですから、かろうじて寒さを防いでいるだけです。こんな状況、よほど強い老人でなければ、乗り越えられなかったのではないでしょうか。

 ガラス戸が普及したために、開けなくても良くなり、サッシになって機密性がよくなり、ストーブも備わって、いよいよ快適な近代生活になりましたが、つい50年くらいまでは、田舎では、江戸時代と変わらない生活していたのです。

 便所も、お風呂も、今考えれば不便なもので、普通に生きていくことが大変だった時代です。

 もし、このお宅で、冬に鍼灸治療をしようとしたら、手足だけのツボで済むように工夫するしか無いし、鍼数、灸数も少なくしなければならないでしょう。そんな心づもりも、江戸時代の鍼灸文献を読むときに必要かも。

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