2019年9月6日金曜日

死生観

 8月25日、久留米市で、死生観のはなしをしてきたのだが、その中で、仏教をとりあげたものの、北伝の大乗仏教からの死生観だけをとりあげましたが(とはいっても粗末なものですが)、同じ仏教でも、南伝の上座部仏教(小乗仏教)については、不勉強でしたので、とりあげませんでした。

 参考書は、大乗仏教モノは、多いのですが、上座部仏教モノは少なく、唯一手元にあるのが『仏教思想のゼロポイントー悟りとは何か』(新潮社)というもので、一旦は読んだのですが、いま再び読んでみると、頭には何も残っていないかのようでした。読んだけど、読んでない。マーカーも引いてあるのに・・

 この本は、2015年4月の発行ですが、1ヶ月後に3刷しています。よほど売れているようです。こういう難しい本が売れているのです。本は売れないというけど、必要なものは売れるのですね。
   
 先月、東京都中央図書館にいったら、仏教書の書架は5メートル2本くらいありました。いかに仏教が深耕されているか、愛されているか。うらやましい限りでした。

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