2019年3月27日水曜日

通り一遍ではない

 勉強会で、後輩が「選ぶツボと探すツボがあるんだ」と言ったので、なかなか良いこというなと思ってたら、僕の受け売りだそうです。そういえば、言ったかも。

 思い出しました。病気に効くツボの系統(選ぶツボ)と、血流が悪いツボの系統(探すツボ)とがあります。病気に効くツボは、指定された数のお灸をします。血流が悪いツボは、血流がよくなるまでお灸をします。ツボの種類によって、治療法が微妙に変わっていくのです。

 別の機会では、(別の人ですが)「お灸は、熱を入れるのではなく、本人の熱を表面に呼び込むのだ」といったので、なるほどと思いましたが、僕が言ったのだそうです。そういえば、言ったかも。

 思い出しました。お灸をしようとするときは、体表に熱が足りないときです。お灸して本人の熱を体表に引き上げると、皮膚にツヤがでてきます。血流にのって、皮脂がめぐってきたのだと思います。乾燥していれば、しっとりしてきます。そうなれば、有効ということになります。また、ひふにツヤが出て来た、ハリがでてきた、うるおってきた、というのが有効の目安になります。お灸で熱を入れるというのであれば、赤くなってきた、温かになってきた、が有効の目安になりますから、おなじお灸でも意識の持ち様で目安が異なるわけです。

 お料理でも、火が通ったかは、クシを刺してみるだけでなく、ものによっては浮いてきたり、色が変わったり、天ぷらでは油の音が変化したり、こういうのを目安にしていると同じです。いずれにしても、通り一遍ではないのです。


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