2018年9月17日月曜日

温室の鍼と野生の鍼

 何度か書いていますが、島田先生が亡くなる前からテニスを始めて、おおよそ20年になります。

 最初は、ハードコート。途中から、人工芝コート。今年から、オムニ(土)コート。
 
 ハードは球足がやや速め。人工芝とオムにはやは遅め。

 速ければラケットを強くふらなくても当てれば返るのですが、遅いのはラケットを強く振らないと返らない。オムニのお蔭で、肉体的にタフになりました。

 ハードと人工芝はイレギュラーが無く、オムニはイレギュラー多し。

 イレギュラーがなければ、単一思考で済むので、頭は楽。イレギュラーがあると、レギュラーとイレギュラーを意識しなければならないので、頭はやや混乱。

 最初はイレギュラーに戸惑いましたが、今はイレギュラーがあるのが当たり前になり、冷静になりました。オムニのお蔭で、精神的にもタフになりました。

 温室で育ったのと、野生で育つのの違いかな。鍼灸にも、温室系と、野生系があるかも知れません。そう思うとおもしろみは尽きないのであります。ただの食い扶持にしているのは勿体ない。

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