子どもの頃の、夏のおやつといえば、とうみぎ。ただしくは、トウキビ(唐黍)。とうもろこしです。ソウルフードかも知れません。この時期になり、茹でたのを、毎日一本くらいはたべたいですね。
子どもの頃、よく食べたといえば、ワタリガニ。これもおやつでした。目の前で採って、時間を措かずにゆでたものをおやつに食べてたのですから、これ以上のかには無いでしょう。なので、かににはあまり食指がうごきません。
先日、工事現場を通りかかったら、コールタールの匂いがしました。いい匂いでした。ソウルフードではなく、ソウルなスメルでしょうか。母方の実家は漁業をしていて、舟の腐食を防ぐために、船底にコールタールを塗ってました。その匂いが、懐かしいような、鼻のおくそこをくすぐるような、いい匂いなのです。ペンキも塗っていましたから、その匂いも、わりと好きです。それから、潮のにおい、海藻のにおいも、ソウルなスメルです。
父方の実家は農家で、養豚、養鶏、梨園と幅広く営んでいましたが、マイナスなニオイばかりなので、ソウルにしみ込んではいません。
ふりかえってみると、高級なもの、上質なものは、身近には無かったですねえ。住んでた家も、江戸時代だったし。職業も、伝統医学だし。あまり背伸びしてはいけないなあ、と思ったしだいです。
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