2017年4月17日月曜日

昼寝のあいだに

 東京新聞4月15日朝刊に、神奈川県の黒岩知事の「未病の改善に全力で」という記事が載った。

 神奈川県の最重要政策として、政府にもはたらきかけたが、担当する役所が存在しないとのことで、全く相手にされなかったという。お機関や大学と覚え書きを結ぶことなり、その影響からか、今年の2月に健康・医療戦略の中に正式に「未病」が盛り込まれ、閣議決定したとのこと。

 県の未病産業研究会には430社が参加しているとのこと。閲覧してみると、鍼灸関連では、ふたつの師会だけで、まるっきり影響力なさそうである。神奈川県のHPをのぞいてみると、着実に「未病」政策を実行している。

 新聞には「未病」は『黄帝内経』発と書いてある。その『黄帝内経』の近くに居ながら、「未病」を何も発信できなかったし、関わりも出来ていない。

 居眠りして店番している間に、お店の品物が無くなって行く。導引(ストレッチ、マッサージ、呼吸法)も、食養も、瞑想も・・・

 鍼灸が単独で生きていくならば、もっと本気を出さなければ、あやうい。この惰眠はいかんせん。

 

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