2024年3月21日木曜日

夢(空想)

  短い夢だと、今度、来年、10年後。中ぐらいの夢だと、老いるまで。その次は、死ぬまで。その次は、来世にも続く。

 中ぐらいの夢で、家庭を持ち、家を建て、自動車を買えば、老後の夢がなくなってしまう。燃え尽きてしまう。しかたないから次の夢を、孫に託したり、ペットに託したり。

 そういう意味で、不老不死という夢は死ぬまで続き、天寿を全うしたいという夢も死ぬまで続くから、なかなか良い夢である。

 来世に続くという夢とは、永遠と生き続ける転生、極楽浄土、子孫を見まもる霊となりたいなどは、さらに良い夢である。

 たとえば「来週は遠足だ」「再来週はデートだ」というのも、実現するとは限らないから、夢である。夢は、達成するその日までは幸福感一杯なのである。多少、いやなことがあっても、幸福感一杯である。

 それが死ぬまで続き、さらにその先まで続くとしたら、転生する、極楽浄土に行く、子孫を見まもるという夢は、幸福感に満たされた人生となるのである。すばらしい。

 来世につながる夢をもった人は、目がキラキラしているんでしょうね。

 

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