2024年3月3日日曜日

丹塾古典部閉じる

  2011年9月から始めた丹塾古典部は、15年目で閉じました。いろいろな古典を読みました。最後は『難経』と『六診提要』でした。『六診提要』は2巡りしました。とてもよい診察の教科書です。丹塾古典部の仲間以外は、読んだことはないかと思います。

 『六診提要』があれば、読む。しかし、大抵の人はあっても、読まない。あることも知らない。でも、2巡りも読めたことは、つよい「縁」があったとしかいいようがない。江戸時代の先生方が残してくれた叡知は、きちんと受け継ぎたいとおもう。

 中国の先生方の叡知は、思想(陰陽五行説とか)が見え隠れして、なかなかなじめないが、江戸時代の先生方の叡知は合理的で、誠実で、とてもなじみやすい。

 以上、15年続いた丹塾古典部閉じる、という話題でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿