2019年7月22日月曜日

栗の箸

『奥の細道』に「栗という文字は、西の木と書きて、西方浄土にたよりありて、行基菩薩の一生、杖にも柱にもこの木をもちいたもうとかや」とあり、奈良時代の僧の行基は、栗の木にちなんで西方浄土に思いをはせていたという。

 ずっと栗の木が気になっていたのです。このたび、会津若松に行く機会があったので、ついに栗の箸を買ってきました。用を足せればなんでもいいのでしょうが、生活にすこし味わいがますのではないか、とヨコシマな心で買いました。ヨコシマであっても、西方浄土に近づいたのは、確かでしょう。

 見学したところでは、市内の福西商店の建築群(主としてお蔵)は、現当主の解説つきで、とても印象的でした。大内宿にも行きました(都合3回目)

 


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