2019年7月15日月曜日

ふと、養生を考える

 わが治療院は、ご近所の方の来院が多いので、来院その後を垣間見ることがよくある。
 
 一番気になるのは、腰痛でいらして、その時は治っても、数年後には腰が曲がっている人がいること。昨日も、家の前の信号のところで、お会いしました。あのとき、腰が曲がらないように指導してあげていれば、曲がらなかったかも知れない。

 虫歯の治療と、歯磨き習慣の関係のように、歯科医院が繁盛すれば、その歯科医にとっては良いことだろうけど、それが歯科医の本道なのだろうか。ということを考えると、とても気が重い。

 やはり、東洋医学のだいご味は、養生であり、未然に病気を防げるなら、それに越したことはない。病気にならないようにする。軽症段階で、自分で処置する。こういう道筋をつけたいなあ、とつくづく。


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