松島の近所の斎藤さんのだんなさんは、「松島観光ホテルのめんばんさん」でした(50年ほど前の記憶ですが)。ふと、思い出しました。
板場(調理場)の板長(料理長)さんは、カウンターに立つので花板、立板と呼ばれ、副料理長は、次板、脇板と呼ばれます。めんばんは面板と書き、このどちらかで、方言なのだと思います。「めんばんさん」は尊敬をこめた呼び方なのでしょう。今では、言わないかもしれません。
松島観光ホテルは、お城の形をしたホテルで、2003年に閉鎖され、3階建ての天守閣風の建物だけが残り、展望台になっています。小藩の本丸、天守閣ぐらいの規模はありました。
ちなみに、古いホテルに松島パークホテルというのがありましたが、1969年(昭和44)に火事で焼失。中学1年のころなので、半鐘の音、赤く焼けた空、いまでも思い出します。
めんばんさん、松島観光ホテル、松島パークホテル、無くなった3兄弟でした。
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