2018年1月1日月曜日

第5回 鍼灸医学史研究発表会

 北里医史研と日本内経医学会が共催する「第5回 鍼灸医学史研究発表会」が、1月7日、港区白金の北里大学白金キャンパス薬学部1号館で行われます。参加無料です。是非ご参加ください。詳しくは、日本内経医学会HPでごらんください。

 ことしは「沢庵宗彭と中国医学」と題して発表します。沢庵は、柳生宗矩に「無心の剣」を指南したように、(おそらく)御薗意斎にも「無心の鍼」を指南したのだと思います。それが、御薗意斎の弟子の森道和、仲和、愚然と受け継がれ、森共之の代になって、『意仲玄奥』となってまとまりました。『意仲玄奥』は「無心の鍼」の集大成なのであります。

『意仲玄奥』は大塚敬節先生の所蔵となり、2003年に六然社から影印出版されました。『意仲玄奥』が学校の教科書になることを思いえがきながら、発表したいと思います。

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