5月23日 千葉県の横田観風先生宅を訪問。10年以上も前に三か月ほど治療してもらったことがあり、「医道の日本」888号でのインタビュー記事を読んだので、空気を感じることを目的にして。2時間ばかり雑談しました。お会いして『素問』が言う「恬淡虚無」がすとんとおちたようで、謙虚で、執着がなく、屈託がなく、力みがない、といおうか。
竹山晋一郎先生は「鍼灸角奇線」で「八木下翁を訪う」と題して、千葉県の八木下勝之助先生を訪問した印象記をしたためている。その中で、
「欲の無い人間ほど恐ろしいものはない。又清く気高いものはない。」
という。横田先生にお会いして、まずこの文章を思い出した。
「小生は、こんなに楽しい夜を過ごし、こんなに心を洗われて、セイセイしたことはなかったのである。」
ともいう。同感です。が、竹山先生のような文章を書けないのが、くやしい。
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