ツケとは、その場で支払わないで店の帳簿につけさせておき、あとでまとめて支払うこと。また、その支払い方法。「ツケで飲む」「ツケがきく」
小学生のころ、住んでいる集落には、米屋、雑貨店、食料品店、肉屋がありました。他の店は、現金払いでしたが、食料品店だけがツケがきいていました。
(よく考えたら、米屋、雑貨店、食料品店、肉屋で残っているのは米屋で、米は売らずに燃料店をやってます。)
しかし、店の帳簿ではなく、持参した通帳に記録してもらいました。買い物を頼まれれば、財布がわりに通帳を持たされたのでした。おそらく、月末に精算していたのだと思います。もっと古くには年末の精算だったかもしれません。
こういう風習がいつまで続いたのかはっきりしませんが、中学生ころには無くなっていたかもしれません。
米を買うにも、米穀手帳がありましたが、いつのまににか消滅してしまいました。手帳つながりでいえば、年金手帳も、無くなるのではないでしょうか。そういえば、銀行の通帳も有料化がはじまりましたし。
ツケは、ほどなくすると死語になりかも。病気になると「長年のツケが廻ってきたんですよ」といって分かってもらえるのも、ほどなくか。
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