沢庵宗彭が、慶長十九年に立てた(大徳寺の塔頭の大仙院)の書院が「拾雲軒」。本堂の裏に中庭があり、そのむこうに拾雲軒がある。この写真では、すだれがかかっている建物。京都の観光案内書には載らないし、ネット上にも上がらないので、あまり気にしていませんでしたが、いつぞや大徳寺に詣で、大仙院を巡った際、拾雲軒に通されて、どきっとしました。『沢庵和尚年譜』を見ていて、拾雲軒という字は見ていたものの、まさかその部屋に通されるとは思っていなかったので。極楽浄土と同じように、沢庵と400年隔ててつながったのであります。
教訓:行ってみなければ、わからない。無駄かどうか判断するまえに、まず行動。
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