2017年12月4日月曜日

フォアフット走法

 昨日の福岡国際マラソンで、大迫選手が好タイムで3着に入った。米国で、新しい走法を学んだという。それがフォアフット走法で、踵を着地しないで、つま先だけで走る走法らしい。フォアフット走法はアフリカの選手の走り方で、日本人には向いていないと言われていたが、その走法をマスターしたようである。大迫選手がいろんな壁を乗り越えたことから端を発して、こうして結実したのだと思っています。

 日本人になじんだやり方。これを否定するものでは無いが、頭打ちになってしまったら、その殻を破るしかない。そんなとき、世界中を見渡してみると、打開策が生まれそうである。日本式の鍼灸は、日本人になじんでいるけど、もっと画期的で、合理的なやり方が、世界中のどこかにありそう。中国でも、地方には、いるのではないか。

 日本には、江戸時代にはいたようです。古典を読むのは、視野が広がるという意味では、とても楽しい。辛気くさく古典に向き合うのは、ちょっと辛いが。江戸時代の彼らは、今のわたし達の鍼灸とは、だいぶ違ったことをやっている。そんな印象を持っています。

 

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