2017年12月25日月曜日

ペットのわんちゃん

 2017年のわんちゃんは892万頭だそうです。昨年から100万頭減り、10年前から400万頭くらい減っているようです。減っているのは、新規に飼うわんちゃんで、「手間がかかる」「十分に世話ができない」というのが理由だそうです。半分くらいは、7才以上の高齢犬らしいので、あと10年もして、その高齢犬の多くが死亡すると、一気に半減して450万頭、新規に飼うのも減っているのですから、10年後には300万頭くらいになるのでしょうね。20年間で4分の1以下に縮小していくようです。

 動物病院の経営。ペット関連のお店。ペットフードのメーカー。いずれも、あと10年後には、縮小せざるを得ないのが目に見えているので、それぞれに腐心しているのではないでしょうか。

「十分に世話ができない」というのは、わんちゃんの老後ではないでしょうか。いろいろ手が掛かるようですし、病院に連れて行ったりしてお金もかかるようです。そういう事情がわかったので、新規に飼う人が尻込みしているのだとおもいます。

「かわいい」という気分で飼ったけど、いろいろ大変なことがわかって、冷静になったというところでしょうか。気が先走れば危うい。と沢庵さんも言ってました(医説)。わたし達も、冷静になって、わたし達の医学をみつめなおす良い機会かなと思いました。


 

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