2017年7月20日木曜日

この試合のために

 ウインブルドン3回線で、大坂なおみが、ウイリアムズ姉妹の姉のビーナスと対戦し、敗退した。

 対戦前のコメントがふるっている。
 「彼女たちがいなければテニスをしていなかった」
 「自分の人生はこの試合のために準備してきた」

 毎日の練習、意識、日常の全てが、「ウイリアムズとの対戦」で充満していて、対戦がかなってたのしみだったでしょう。

 日常のすべてが「1本の鍼、1つまみのお灸に向かっている」というのも、なかなかに格好いい。よこしまなこころが無くて。純朴で。剛毅で。

 孔子が「剛」なる者をみたことがない、と言ったので、弟子が申棖という者がいると言ったけど、孔子は申棖には欲があるので、剛に相当しないと答えた。ー『論語』公冶長

 おそらく、私欲が入らないことを「日常のすべて」とはいい、そうでもしないと到達できない領域があるでしょう。日本語がたどたどしい大坂なおみだけれど、コメントを聞いて魂の強さを感じました。鍼灸界にも、こういう新星が現れるといいですねえ。

 その前に、この漫画の監督のような人物が出てこないといけないかも知れません。私欲っている場合じゃない。 



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