2022年12月31日土曜日

恬淡的お正月

  1月の第二日曜日は研究発表会で、おそらく20年以上、連続で発表してきました。そのために、お正月気分がなく、お正月の旅行もできない状況が続いていました。くら~い、年末年始だったのですが、次回の発表を免除されたので、すがすがしい年末年始を迎えています。ようするに会長の義務だったのです。会長を退いたので、解放されたのです。いいことづくめです。

 恬淡虚無の恬淡は、心静かという意味ですが、僕の場合、役職をしりぞいた結果として(一時的に)恬淡となりました。

 ちなみに、恬淡は、物静か・大人しいと同義ではありません。虚無と連動するように、心の中が空っぽの結果としての恬淡なのです。何かを考え、感情をおさえながら、あるは目立たないようにと、大人しいのでは、恬淡といわないのです。

 家には17段の階段があります。1日3往復したとすれば、1年で1000回往復します。建ってから20年以上も経過していますから、2万回以上も往復しています。目を開けて往復する分には恬淡ですが、目をつむると不安が出てきて、不恬淡になりますから、恬淡を維持するのは、そうとう大変なことのようです。

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