2022年12月15日木曜日

至道無難禅師法語・道歌 提唱

  

 至道無難禅師とは、江戸時代の臨済宗の僧侶。白隠禅師の法祖父にあたるという。これを辻双明老師(1903~1991)が解説したものが、テープに記録されており、起稿し、ワープロ印字して、本の体裁にしたもの。外字はなんと手書き。老師には、いくつか著書があるようだが、検索しても、この本は出てこない。

 老師の死後にテープから起稿したようで、それでも難解な用語を間違わずに起こしています。起稿者の熱心さがにじみ出てきます。たいした体裁ではないのですが、いいほんです。体裁がいいのは、編集者がやるので、上手さが出るだけなのです。

 奥付がないので、出版に関する情報はほとんどなし。おそらく、製本して、聴講者や、縁のある人に頒布したのだと思います。全何巻かわからないけど、3巻分だけあるのです。

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