2017年11月4日土曜日

ジャパンセミナー8

 本日は、ジャパンセミナーの8回目。首藤傳明先生の代役として、6回目から講師をしています。アメリカのバークレーの鍼灸学校AIMCが主宰する日本鍼灸を学ぶ為のセミナーです。世界各国から参加者があつまり、今年は28名の参加者がありました。

 今回は、腹診を使った治療を紹介してきました。準備資料も用意して万全なのですが、実際、受講生を前にすると、資料はそっちのけで、すべてアドリブになります。通訳の時間をのぞけば、実働3時間~4時間の講義でした。

 熱心な56個の目で見つめられると、なにしろベストを尽くさなければならない、と覚悟するのです。そのベストというのは、やしきたかじんのいう「原液」なのだとつくづく思います。素の自分を出すこと。それしかないです。格好つけている場合じゃないし、取り繕っているスキもないのです。

 前任者の首藤先生は、やはりすごい。

 素の自分を出すことができるという意味で、ジャパンセミナーは、面白いことは面白いのです。でも、しんどいのです。(終わってほっとしています。お正月みたいです。)



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