ゴザの上でかき込んでいるその傍らで、牛も干し草をはんでいる。70年前の日本での食事風景である。牛と、ごく自然な一体感が、ほほえましい。
写真下は、昭和30年の秋田県横手市。庭で行水をしているのですが、その廻りで、何事も無いかのように、まるまると太ったニワトリがついばんでいます。人間はニワトリを意識しないし、ニワトリも人間を意識しない、から醸し出される自然な一体感は、驚き。
『素問』上古天真論の上古の人たちは、こうであったんだろう、と思いはせる。
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