2023年2月16日木曜日

趨(こばしる)

 『霊枢』天年篇に、十歳は好く走る、二十歳は好く趨る、三十歳は好く歩く、とある。これによれば、運動能力のピークは10代で、その後、だんだん落ちていることになります。

 十歳より前は、はいはいする、立って歩く、小走りする、そして走る。こうした成長を巻き戻しているのが老化なのでしょう。

 歩いていれば、老化防止になりそうですが、小走りのほうが益がありそうなので、小走り健康法を実践しています。ランニングでも、ジョギングでもなくて、日常のいつでも、どこでも、ちょこちょこ小走りするのです。10メートル、20メートルくらいです。駅の階段は、急いでいる風で、駆け上がり、駆け下りるのです。

 歩くより、心臓に負荷かかるので、老化防止には益がありそうです。幼稚園~小学校低学年はよく小走りしてます。あの感じです。

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