2023年5月3日水曜日

稲井石

 奥州一之宮の塩竃神社には、3本の参道があります。

 1つ目は古道で、道は整備されていませんし、通る人もいません。

 2つ目は、写真の参道で、宮城県石巻産の稲井石が敷き詰められています。よくみると、ただの長方形を組み合わせているのではなく、元の形を生かしながら、ちょうど良いカップルをみつけて、組み合わせているようにみえました。それが右の写真です。曖昧な記憶ですが、松島の瑞巌寺にも敷き詰められたいると思います。

 3つ目は、200段の階段の参道です。たいていの人は、この参道を利用します。御神輿が通るのもこの階段です。

 塩釜神社のかみさまに、塩土翁(しおつちのおきな)がいます。海の神様ですが、博識の神様であります。お灸の本に『灸焫塩土伝』(きゅうぜつ・しおつちのつたえ)というものがあります。日本に伝わる灸法が保存されています。意外なところでつながるものです。


 

0 件のコメント:

コメントを投稿