森共之(森立之の祖父)の講義録『老子国語解』。データ入力は、一昨年末で終了し、昨年まるまる、そして今年と校正作業を継続中。今日で3回目終了。A4版で170ページもある力作で、内容が濃いので、校正しながら読み、読みながら校正しと、足ふみふみしながら、本日終わりました。
校正作業は、ムダな作業のようなので、好きなのです。ムダな作業が嫌いな人もいますから、おすすめしません。タケシは、「ばかじゃないのか」と言われるのが、いちばん嬉しいそうです。お笑い芸人は、笑われてナンボですからね。
『老子経国字解』は、『老子』研究30年の成果だそうです。僕みたいにダラダラ研究ではなくて、根を詰めての研究ですから、深耕ぶりには、頭が下がります。共之は、代々の鍼師で、鍼治療には無心が欠かせないとのことで、『老子』を研究したのです。気合い入ってます。
無心については、『医道の日本』で、先月号から始まった『素問』上古天真論の解説で取り上げていますから、興味がある人は読んでください。森共之先生に怒られそうな内容ですが・・・
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