2015年10月25日日曜日

第43回日本伝統鍼灸学会学術大会(その2)

 10月24日、25日の両日に行われた学術大会は、盛況の中でおわりました。2日間缶詰になってましたから、会場を出て「これが娑婆~」とほっとしました。外の空気のありがたさを思いました。

 参加者は、768名。懇親会は151名。たくさんの人が参加してくれました。たくさんの学生も参加してくれ(345名)、伝統的鍼灸を受け継いでもらうための格好の機会になったかとおもいます。机の上の一万字よりも、五感で体験することが、何よりです。

 満員の大ホールで、しんと静まりかえり、講演者と聴衆が一体になった、あの空気は、近年にない感動でした。今までとは違う空気が充満していました。潮目がきたか。

 小曽戸先生も、長野先生も、本当に力がある人は、やっぱり違いますね。藤本先生の講演も良かったですね。オーラを感じました。ホワイエで雑談していたときは感じませんでしたが、ステージに上がるとスイッチが入るのでしょう。きっと。

 今回は、課題発表が新しい企画です。若手の発表を誘ったのですが、なかなかの力作発表で、期待を超えていました。6題の中から優秀賞を選びましたが、わが日本内経学会の小宮山君が受賞しました。表彰状をみやかわが授与しましたので、感慨深いものがありました。

 学生セミナーも若手に委ね、3教室に別れて、触診をテーマとしました。各教室あふれんばかりの熱気で、こちらも大成功でした。若手といっても中年組ですが、なかなか実力者揃いでした。

 懇親会は150名を超える参加者で、こちらも大盛況でした。一芸発表会では、飛び入り含め6題が参加しました。その中から表彰が行われ、みやかわの「大根おどり」が一等賞、日本内経医学会の「すずめおどり」が二等賞、やわら会の「太極拳」が三等賞でした。自分で企画して、受賞してしまって申し訳ないのですが、ありがたく頂戴いたしました。
 
 簡単でありますが、報告いたしました。ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

 

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