医道の日本の今月号に、「7月号を最後に廃刊する」という紙1枚が入っていました。雑誌が苦境なのは、今に始まったことではないので、よく頑張ったと思います。この世界に入った頃は、情報源は、医道の日本しかなくて、だいぶお世話になりました。
自慢ではないですが、初代、二代、三代、それぞれ社主は見たことがあります。お話したことはありませんが。初代は、いろいろな所に顔をだして、積極的でした。湯島聖堂で行われる神農祭(11月23日)でも、何度かお見かけしました。単に雑誌を購読しているのではなく、あの社主が発行している雑誌だから購読している、という側面もあるのではないでしょうか。そういう意味で、当代が、あまり表に出てこないのは、残念なのです。
僕には「いつかは、医道の日本に投稿するぞ」という思いがありました。いつしか『史記』扁鵲倉公列伝の連載をしたりし、今も連載を持っていますが、池田政一先生と首藤傳明先生とで、同じ誌面を賑わしているのが、夢のようです。両氏とも、はじめて医道の日本を読んだ時から執筆していましたから。
最終号は、どういう内容になるんだろう。結構、たのしみ。
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