2011年11月30日水曜日

丹塾古典部(2)

12月の例会は、12月18日(第3)です。

丹塾古典部

原則として毎月第4日曜日は「丹塾古典部」を開いています。本体の「丹塾」は、丹澤章八先生を中心とした臨床中心の塾で、古典部門の必要性をかんがえて、「丹塾古典部」を9月に創設しました。現在は2講座行っています。
【内容】
①午前の部(10時~13時)
 中国言語学界の泰斗・王力(1900~1986)の責任編集になる『古代漢語』の中の「古漢語通論」の翻訳書に『中国古典読法通論』(朋友書店、1992)があり、その中の「古代文化の基礎知識」部門の読み合わせ。古代中国の天文、暦法、楽律、地理、職官、科挙、姓名、礼俗、宗法、宮室、車馬、飲食、衣飾、什器についての細かな解説がある。
②午後の部(14時~17時)
 『鍼灸原典閲読演習-重要古典抜粋』の読み合わせ。本書は、北里研究所東洋医学総合研究所医史学研究部の編集で、出土医書から『素問』『霊枢』『難経』『傷寒論』『金匱要略』『本草経』、明代の『鍼灸大成』『類経』までの代表的古典の抜粋(影印)で構成され、古典についての広い知識を獲得することができる。9月~11月までは、張家山医書『引書』を学習した。12月からは『脈書』の学習にはいる。
【募集】
 現在、10名在籍しています。5名ほど応募可能です。
【参加費】
 午前の部500円、午後の部500円。毎回集めます。
【参加希望メール】参加希望者は、miyakawakouya@gmail.comまで。

アクセス

【アクセス】
窪田国際特許ビル4階(台東区根岸1-1-35)
 鶯谷駅南口から徒歩4分 (目標)上野郵便局
【道案内】
(近道)鶯谷駅南口を降りて、左に曲がり、跨線橋を渡ります。階段を降りて、右手のトンネルをくぐり、右におれ、線路沿いの細い道をたどると広い道にでます。出たら左に折れて3件目です(そのビルの4階)。4件目が、鰻屋の宮川です。迷わなければ4分で、上野郵便局は正面です。上野駅に慣れているなら、入谷口から上野郵便局を目指して10分位です。

平成の大校正(2)

12月の大校正のスケジュールは、10日(土)、17日(土)、24日(土)、いずれも2時から5時までです。
 現在は、王叔和の『脈經』の校正をしています。12月一杯で終える予定です。

「平成の大校正」協力者募集

【プラン】
日本内経医学会の小林健二先生が作成した「電脳医学古典資料庫」は、中国医学古典文献のテキストデータの格納庫です。自らの身を削り、入力から校正までの作業を1人で行った労作です。残念ながら、そのデータには若干の誤入力が残っています。電脳資料庫の精度をさらに高めたいと思い、「平成の大校正」を企画しました。地道な作業ですが、この医学の基礎固めには、誰かがやらねばならない事業です。要領は下記の通りです。ふるって参加ください。
【目標】
4年後(平成25年10月)の完成を目指します。重要古典部門については、期半ばころに、集大成としての「一般販売」も考えています。
【日程】
毎月第2・第3・第4土曜日(午後2時~5時)。できれば、毎回参加していただきたいのですが、すべての土曜日、すべての時間、詰める必要はありません。細切れでもかまいませんので、お手伝いください。
【参加申し込み】miyakawakouya@gmail.com