2020年10月31日土曜日

楽(その2)

 前に、『論語』の楽は、天の神を意識して(祈って)歩むことらしい、と書きましたが、『仏教思想のゼロポイント』を再び読んでみると、苦を滅尽したことが楽である、と書いてありました。苦が無いことが楽であるとは、汚れている部屋を片付ければきれいになることに等しく、汚れている部屋のとなりにきれいな部屋があることではない、のです。苦楽を2つの部屋(両極)だと思い込み、勘違いしてました~

 たとえば、無と有も、2つの部屋とばっかり思ってましたが、『老子』は、無から有が生まれると言ってますから、1つの部屋の中の無と有を言っていたのです。

 もういっかい、頭の中、整理しなおしだ~

*『仏教思想のゼロポイント』1回目にマーカーしたところ(合点ポイント)と、今回(2回目)の合点ポイントが、少しずれてました。頭わるいというか、なんというか。

 


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