2022年3月4日金曜日

仙台方言「めぐせ」

  田舎で、はずかしいことを「おしょすい」といい、みっともない、体裁がわるいことを「めぐせ・めぐさい」という。

 「おしょすい」は、「おお笑止」とのことで、人が笑う、→はずかしい。

 「めぐせ」は、「見、くさい」とのことで、人が見苦しい、見たくない→体裁がわるい。

 どちらも、世間の評価、他人の目線を気にしている表現となる。

   そんな格好しておしょすい。

   そんなふるまいしておしょすい。

   そんな恰好は、めぐせ。

   めぐせがら、かくしておけ。

 こんなふうに、子供のころに、母親に、小言されたようなきがする。世間の評価、他人の目線を気にするのは、いまも直っていないから、深刻な能力なのである。

  

0 件のコメント:

コメントを投稿