古い『文芸春秋』を読んでいたら、写真のような珍しい名前に遭遇。るびがなければ、まったく読めない。『大漢和辞典』によれば、立部に属し、「ふう・ふ」と発音し、「のぼる」という意味があるという。『玉篇』「竎、登也」だけが出処のようである。この漢字を選んだ初代は、よほど漢字好きか。
ありがたいころに、日本人の名字用の漢字は、ほとんど表記できる。神様の、伊弉冉(いざなみ)、伊弉諾(いざなぎ)の弉も珍しいけど、表記できる。ネットで調べると、廾部の7画なのだが、『大漢和辞典』で見つからず。探し方が悪いのか。
ほとんど表記できるのもありがたいが、めったに使わない漢字を用意しているのは非効率。こういうお国柄なのです。
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