写真は、治療院での履物で、つま先だけの草鞋、足半(あしなか)である。草鞋と足半は指が外にはみ出て、土に着く(草履は指が外に出ません)。指を、足半のへりに食い込ませて歩きます。
通販でいろいろ売っていますが、指がはみ出るのが正式です。写真のは、竹の皮を編んだもので、思いのほか丈夫で、長持ちします。冬は指が冷たくなって、ふ向きですが。
指先が仕事をすると、足首も仕事をし、膝も仕事をし、股関節も仕事をし、腰も仕事をします。足全体の運動になるのです。大抵の動物は指先で歩きます。馬は中指の尖端で歩いていますし、鶏は三本指で歩いています(鶏の膝に見えるところは踵です)。
というわけで、足半は、動物歩きするのに、とても良いのです。
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