テニスの大坂なおみちゃんが、インタビューしたくない、と言ったことが、いろいろ議論を呼んでいる。
インタビューしたくないのは「私」の問題で、今までの人は「私」の問題として、乗り越えようとしてきたけど、なおみちゃんのすごいところは、それを公開して、「公」の問題として投げかけたところ。なぜなら「無私」でなければ、「公」に投げかけることができない。批判されるのをこわがる「私」がいるから公開できないのであって、やすやすと公開したところに、すごいなあと思う。
傍観者の私たちは、彼女の「私」の部分をみるか、「無私」の部分をみるか。「私」の部分の議論をやめて、「無私」の部分を評価してあげれば、なおみちゃんは無尽の活躍するにちがいないと『素問』上古天真論を読んでそう思う。
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