昔の家なら玄関は独立していて、周りの塀と門とで、立派な家のステータス3点セットでした。この当たりの新しい建て売りだと、玄関は壁の中に組み込まれ、塀や門はありません。そんなスペースがあるなら、駐車場にしてしまいます。
おしゃれな玄関ならば、ガラス戸で、中に趣味のバイクが飾ってあったりして、ステータスなんぞ掃き捨てました、という雰囲気です。
最近では、コロナ対策のために、玄関内に手洗いがあったり、コートを消毒したり、掛けたり、さらなる進化形は、玄関のとなりが浴室になっていて、戸外のけがれを、戸内にはいれないぞ、という構造にしているそうです。
タイル張りで、広くて、奥に在った、昭和のお風呂は、周回遅れとなってしまいましたねえ。五右衛門風呂を知っている人も、だいぶ少なくなってきました。
嫁の実家では、普段の出入りは勝手口で、玄関を使うのはお客様だけでした。松本の姉の家の玄関は、クツを脱いであがるところは3枚の畳が敷いてあります。
玄関て、いろいろなんですねえ。