禅語の、且緩緩(しばらくかんかん)は、まあゆっくり、あせらずゆっくり行こうや、という意味。早く悟りたいのは山々だが、そう簡単にはいかない。
「中国の禅者にとって、一つのことをするのに三十年、四十年行うことは当たり前であった。」鎌田茂雄『中国の禅』
とあったので、それぐらいなのかなと思っていたら、永平寺の現住職は104歳だという。その歳になっても修行中だとか。
禅語の「しばらく」って、生半可ではないのでした。
今年は、「しばらくかんかん」して、着実に歩もうと思ったのであります。
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