お線香をたくと、けむりが2筋。なんで2筋になるのか?
下の絵は、国宝「病草紙」の一場面「小舌の男」。よくみると、左が患者さんで、右足の外くるぶしの先端にお灸されています。真ん中は、お医者さんで、「小舌」を診ているところ。右は、施灸者で、右足の外くるぶしに、お灸を追加せんとしているところ。
この絵を拡大すると、外くるぶしのお灸から、ゆ~らり、けむりが漂っています。けむりとわかるのは、普段、お灸しているから。じゃないと、気がつかないでしょう。
「蛇の道はへび」とは、言い得てます。施灸者の手つきといい、絵をかいた人は、実に忠実で、上級者と思われます。
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