2019年12月29日日曜日

塩竃神社七曲坂

 母の墓参の帰りに、奥州一宮の塩竃神社にお参りしてきました。参詣には3つのルートがあるのですが、今回は、上りは裏坂、下りは七曲坂にしました。写真は、七曲坂です。創建当時の古坂とのこと。山城の登城道のようです。足元が怪しいこの道を、お神輿を担いで登ったのですから、担ぎ手の必死の形相が目に浮かびます。




 現在は、お神輿は表坂の202段を上り下りします。これまた必死。帆手祭(ほてまつり)とて、3月10日に見る事ができます。西日本のお祭りを陽とすれば、こちらは耐えに耐え、忍びに忍び、まるっきりの陰(YouTubeで、動画を見る事ができます)。

 裏坂というのは女坂ともいわれ、歴史的には七曲坂の次の坂でしょうが、稲井石が敷き詰められた立派なものです。最初は、202段の表坂ばかり上ってましたが、今回は裏坂にほれてしまいました。個人的には、朱印を集めるよりは、参道を踏破するのがたのしみです。

 神社は初詣の準備でなんとなくせわしない空気でした。


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