2024年1月20日土曜日

養生(生き方をケアする)

  拙著の『養心のすすめ』において、養生を分類しました。その養生は、生命をケアする(養)という意味ですが、生き方をケアするとみなせば、拙著のものだけでは足りません。

 拙著の養生の分類は、「現世に限る」ものであり、来世を考えたら、もっと他の生き方があります。たとえば、天国に行きたいならクリスチャンであらねばならず、地獄に落ちたくないなら悪業をしてはならないし、もし生まれ変わりを信じているなら、来世の自分をイメージして、現世の自分を生きなければならない。秦の始皇帝は、来世も皇帝になるつもりだったから、地下軍団を作ったのです。

 死者の霊は、きちんとお祭りすることによって善鬼になり、子孫に益をもたらし、お祭りをさぼれば悪鬼になり、子孫に災いをもたらすのです。子孫にちゃんとお祭りしてほしければ、現世でしっかり先祖をお祭りし両親に孝を尽くねばならないのです。

 こうしてみると、現世限りなのか、来世を考えるのかによって、生き方はだいぶ異なってきて、生き方をケアすることも必要になってくるのです。第二版では、追加したいところです。

2024年1月3日水曜日

掌蹠膿疱症 その三

 知っている人で、掌蹠膿疱症にかかり、お薬をもらいに遠くのお医者に行っていると聞きました。また、掌蹠膿疱症は、漢方薬でも治るようなことが、雑誌に発表されていました。あるいは、鍼灸の名人で治すひとがいるかもしれません。これらの場合、治療費はいくらかかったのか、治るまで幾日かかったのか。

 しかし、ぬか床の汁を飲んだだけで、1か月でこれだけの成果を上げることができるのですから、合理的に考えたら、一番良い治療法だと思います。理屈もそれなりに通っているし。

 夜尿症は、水分摂取の時間を変えるだけで、1日で治ります。飲んだ水分は、おおむね12時間後に小便になるのですから、午後の時間に水分を摂取しなければ良いのです。むやみに鍼したり、根拠のない治療費をかき集めるのなら、藤平先生にしかられるでしょう。

 合理的で、はやく、安価に治る方法を、現代医学、漢方、鍼灸、それ以外ににこだわらずに、探し求めることも、医療の義務だと思います。

2024年1月2日火曜日

治療上の三原則

 個人的な思わくでは、藤平健先生は漢方の先生である。しかし、その著書の『百味箪笥』(緑書房)は次のようにいい、漢方家ではなく、医者である。

私は、私なりの信条にしたがって、治療をすすめている。その信条というのは、現代医学と漢方との、いずれを用いた方が、この患者の病気を、より早く、より根治的に、そして安価に治すことができるかという、いわば私なりの治療上の三原則なのである。この原則にかなうならば、それが現代医学であろうと、漢方であろうと、いずれを用いてもかまわない。したがって私の毎日の治療は、手術もやれば、注射もやる。漢方だけ用いることもあれば、それらを併用することもある。

 つまり、藤平先生は、治療法にこだわらない医者なのである。それを「安価に治す」というのであるから、とてもスマートである。わたしも、おなじ信条を持って、これからも励みたい。

 暴利のような治療費を設定してイキがっているようでは、鍼灸界の雲行きはあやしい。謙虚さを失うと、みんなから嫌われるのは、自明のことなのに。

2024年1月1日月曜日

掌蹠膿疱症 第二報

 正月の一日に、第二報です。上の写真が12月6日。下の写真が1月1日。

 大分治ってきました。残すところ3割というところです。治療は、ぬか床の汁を飲むだけです。大根の季節ですので、ちょうど良いのです。

 心的ストレス→腸内細菌叢の乱れ→嚢胞症

 心的ストレスは無くなっても、嚢胞症は治らず。次の作戦として、腸内細菌叢の乱れを改善するためにぬか床汁を飲んでいるわけです。


 

2023年12月22日金曜日

池田知久著『老子』

  今年は、オンラインから出張から、なんやかんやと日曜日の7割が、お仕事でした。配布資料の準備で一年を費やしたのかもしれません。来年は、もう、こんなことはしません。今後は「養心の証明」的生活として、今年の半分以下にしたいと思っています。

 少し余裕で出てきましたので、写真の『老子』をよみだしています。『老子』研究の最高峰で、よむ時間ができ、予習はしてあるのでチャレンジできそう。こういう本を読めることだけでも、至福でもあります。何しろ切り口が新鮮で、キレ味がすごいのです。 



 

2023年12月16日土曜日

大根の皮

 

 大根を煮ていたら、見事に2層に分かれました。これからみると、大根の皮は、一番外側のうす皮と、写真の白い部分の皮の、2種にわけることができます。

 割烹で皮を厚く剥くのは、写真の白い部分の皮を剥いている、ということがよくわかりました。厚く剥いた皮は、きんぴらにするそうです。

 この写真から、鍼灸医学での、衛気の層、営気の層を想像することができます。中央部分に、まだ煮えていない白い部分があります。これは筋肉のコリと同じですね。

2023年12月9日土曜日

掌蹠膿疱症

  去年の今頃は、のどが荒れて、咳き込んだり、むせたりしていましたが、今年は、そんなことはありません。

 今年は、秋から、掌蹠膿疱症になっています(12月5日写す)。どのように変化するのか、しばらく観察していましたから、治る気配が無いので、「ぬか漬けの汁を飲む」ことを始めました。

 いま考えれば、のど荒れも、足荒れも、心的ストレスによる症状と考えられます。

 講義・講演が原因です。というより、その準備作業が原因なのです。準備にはそれなりの時間がかかるので、「追われている」が、心的ストレスになっているのです。

 講義・講演も終わってますし、数も少なくなって準備に「追われる」ことも無いですが、出てきた症状は「治りにくい」のです。

 「ぬか漬けの汁を飲む」のは、心的ストレスによって腸内フローラが乱れたと考えて、それを整えるためです。果たして効果がでるか・・・