島根県の美保神社に行くには、一畑バスを利用する。
時刻表によれば、1日20便あるが、土日祝は、朝・夕・夜の時間帯の9便は運休だという。
昔なら、土日祝は、観光で稼ぎ時なのですが、働き方改革がこんな所にも及んでいるのか、運転手が足りないのか。
バス輸送が手薄になれば、送り込まれる観光客が少なり、観光地はいよいよ苦しくなる。
外国人は来ていなかったから、外国人をターゲットにするのがよいのかも・・・
島根県の美保神社に行くには、一畑バスを利用する。
時刻表によれば、1日20便あるが、土日祝は、朝・夕・夜の時間帯の9便は運休だという。
昔なら、土日祝は、観光で稼ぎ時なのですが、働き方改革がこんな所にも及んでいるのか、運転手が足りないのか。
バス輸送が手薄になれば、送り込まれる観光客が少なり、観光地はいよいよ苦しくなる。
外国人は来ていなかったから、外国人をターゲットにするのがよいのかも・・・
広島大学の講義の帰りに、島根県に立ち寄り、美保神社を詣でました。西の出雲大社、東の美保神社といわれる名社です。
松江駅から、バスを乗り継いで、約1時間半(往復3時間)。現地滞在約1時間。合計で4時間のお参りでした。
ネットで検索すれば、画像も、説明文もあるが、実際に行くのとは、雲泥の差がある。
まず山から下りてくる空気の流れは迫力あり。
青の敷石が珍しい(福井の三国からもってきたらしい)。
拝殿は柱だけで壁がない。
社殿の屋根は流麗、複雑。
他の神社とは、なにもかにも違う。とても遠いところに破格の神社あり。
下世話な話だが、奉納一覧によれば、横綱格で「金一封」、大関格で3000万円。これまた桁違い。
今日、鍼の業者さんから手紙が来て、鍼の販売を止めるとのこと。灸頭鍼用のディスポ鍼が入手できなくなるのです。次の2案を考えています。
1:他の業者を探す
2:消毒して使う
結果として、2:の方針で行くことにし、繰り返し使えるような良い鍼を、別の業者に注文することにしました。
開業したころと同じになるので、特別な違和感はないのです。
もぐさといい、鍼といい、いつまでも安定的に供給されるわけではない。身を以て知りました。
母方の実家は、海苔と牡蠣の養殖漁業家。なので、はねだしの海苔が、我が家にたくさん届きます。まっくろで、厚みのある、いいやつ。食べ放題でした。
昔は、海苔は焼くものでしたが、いまは焼き海苔として売っているので、焼かなくても良いのです。頑固なお寿司やさんは、いまでも海苔を焼いているようです。一枚ならまだしも、何枚も焼いたら、手が真っ赤になるでしょう。魚は冷たい、海苔は熱い。
ぼくが幼児のころは、天日干しでしたが(お遊びながら手伝ったことがあります)、その後ボイラーで乾燥するようになり、大量生産の時代にはいりました。
しかし、高齢化もあり、津波もあり、実家も、集落全体も、海苔養殖を止めました。まあ、住人もいないし。60年間くらいで、天と地を見た思いです。
伝統鍼灸学会に行ったら、60代の知り合いが、心臓が悪い、腎臓が悪い、というような話を聞きました。じわじわ忍び寄る病気、そして老い。
「青春の蹉跌」という小説があったが、「老人のつまずき」という小説もあってもよいかも。用心に用心を重ねても、転ぶときは転ぶ、つまずくときはつまずく、ようである。
最終コーナー、毎日、無事に過ごせれば、おんの字。これからが、人生の本番なのでしょう。
26日・27日は、日本伝統鍼灸学会(於船堀)。27日は、スペインのフィリップさんの講演の座長をしました。そのあと、フィリップさんと筑波に泊まり、翌日は、茨城県の某先生のお灸を見学し、そのあとにみやかわ温灸院を見学して、解散しました。
フィリップさんがいうには、ぼくにはカゲが無いとのこと。強い光があたったひとは、かならず濃いカゲがあるはずなんだが、カゲが無いらしい。「養心のすすめ」を書いた人物が、どのような行動をするか、ずっと観察し、分析していたようです。
この観察・分析は、なるほど西洋人らしい。この観察・分析が、情報収集・戦略となり、診察・診断となるのでしょう。としてみると、ぼくは、ぼんやり生きてきたなあ。
むかし、ジープタイプの車がはやったころ。火付け役は、三菱のパジェロ。その時、カンガルーバ-を装着するのがはやりました。写真のように、車体の前方に装着して、ガンガルーとの衝突から車体を守る役割をするのです。日本でそのようなシーンはないのですが、はやったのです。
ところが、近年、イノシシ、シカが増えて、里に出てきて、道路で自動車でぶつかることが増えているそうです。おあそびのカンガルーバーが、現実になってきているようです。
日本の人口が減っている、とくに山里の人口が減っている。イノシシ、シカが山里に降りてくる、道路を横切る、事故にあうという流れ。
イノシシ、シカは、西日本で過密だったのが、東日本も増えてきて、さらに元々いなかった東北地方に増えているそうです。原因は、温暖化と、人口減ですから、いずれ東北地方も満杯になるかもしれません。山里がかかえる問題は、クマの出没だけでないようです。さらに、植物を食べ尽くすので、土砂崩れも起きているそうです。