2021年7月12日月曜日

『訓詁方法論』

 1986年(昭和61)に難経研究会が、島田隆司、金古英毅、八木素萌(以上、故人)、篠原孝市、谷田伸治、左合昌美の6人で発足(発足には関わっていないので、経緯は不明)。篠原、谷田両氏が早くに退会したので、数年後に呼ばれて加入。島田先生の逝去にともない、自然散会したとおもわれる。

 その時、教材にしていたのが陸宗達(1905~1988)・王寧(1936~)の師弟が著した『訓詁方法論』である。190ページほどの小冊子ながら、中身は濃く、訓詁の意義・方法について知ることができた、記念碑的な本である。勉強といっても、まず翻訳から始まるから、なかなかしんどいものでした。

 昭和61年は、東川口で開業した年で、30歳。30代は、本書を初めとして、「説文解字注」に取り組んだりしてました。北里研究所に出入りするようになったのもこのころで、課題の『史記』幻雲注に取り組んでいました。その幻雲については、最近も調べましたが・・

 その『史記』幻雲注は、北里から出版され、東北大学の金谷治先生に寄贈したところ、ほめてもらい、著書の論語(岩波文庫)をいただきました(何で金谷先生に送ったのかは、思い出せません)。金谷先生は、石田秀実先生の師匠にあたります。

 当時は、教材が少ないので精読してましたし、精読した分、記憶に残っています。若い、ということもあったでしょうが。 


 

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