国会図書館も、通常開館となります。日本の知の殿堂に出入りできるだけで、何もしなくても、まあ楽しみである。目的がなくても、その空間に浸るのも、なかなか良いものである。画像はデジタルで公開されているから、行かなくても済むのだが、あの空間に浸るのは、それなりの幸せである。
都立中央図書館は、蔵書が多く、開架式なので、なかなかたのしい。仏教の本も充実しているし、調べがいがある(駒沢大学の図書館なら、もっとありそう)。
版本を手にとってみることができるという意味では、内閣文庫かな。江戸時代の先生が見ていたものを、ぼくが見ていると思うと、感無量です。
『史記』の研究をやっていた時(1990年代)は、あちこちの図書館にみに行きました。天理図書館、神宮図書館、京都大学図書館、足利学校図書館。たいていは日帰りでした。東大総合図書館もよい雰囲気でした(最近行っていないからどうなっているか)。
それなりの経費を使って、仕上げた論文は、たった1本です。専門家なら、もっとかけるのでしょうが、素人研究者ですから、しかたないです。
ふりかえってみると、いろいろ無駄なことやってきたと思います。
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