本日、『温灸読本』の第4刷の見本が届きました。この業界の古くからある出版社から、自著が出るとは。思ってもみませんでした。数ヶ月で一気に書き上げたもので、反省点は多々あるものの、当時の自己ベストですから、誇らしい作品でもあります。
島田先生は、医道の日本は、刺絡の記事は採用しないし、刺絡の道具も販売していないので、にがにがしく思っていたようですが、(当時)そんなことお構いなしで連載記事をかいていた僕を、どう思っていたのでしょう。
当時は、文章の書き方に苦労していました(素人なんですから)。一番影響を受けたのが、吉川幸次郎です。以来、文章を細かに区切るくせがついています。文章が長いのが、野坂昭如で、1段落1文章という荒技を使っています。
月刊誌『医道の日本』は、次号で、ひとまずの刊行停止。編集長から、これを機会に辞職し、かつて担当だった人からも、これを機会に辞職するとの連絡がきました。
ひとつの時代が終わってのでしょう。
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