小学校から高校まで住んでいたのは、宮城県松島町の水主町(かこまち)という地区。地域の人は「おかこまち」と言っていました。伊達藩の藩船の水夫が住む地域です。
その町中に、写真のような島があります。大昔は海だったのでしょう。まったく当時のままです。昔の郵便ポストもそのままあります。
大人になってしみじみ見てみると、自然の造形美というか、曲線や、岩と緑のコントラストがすばらしい。よく考えてみると、近くの瑞巌寺の建物も美しいし、ひっそり佇んでいる三聖堂も美しい。周囲にはたくさんのもみじもあって、紅葉の時期はさぞかし美しいのでしょう。
子供のころは当たり前の風景でした、圧倒的な美しさの中で10年ちかく生きていたのかと思ったら、今頃になって、幸せ感が湧き出てきました。